ESUJ Lecture (英語による講演)
はるかな国 ヨルダン
Lecture by サミール・ナウリ駐日ヨルダン大使
アラビア半島北西部の王国"ヨルダン・ハシミテ王国"。キリストが洗礼を受けたヨルダン川が流れ死海に注いでいます。ますます緊張の度を加えるイスラエル、パレスチナに隣接し、 中東問題に重要な役割を果たしていると同時に、豊かな伝統と文化を誇る国でもあります。
9月12日(木)6時30分より国際文化会館会議室にて、サミール・ナウリ駐日ヨルダン大使による講演会が開催されました。ヨルダン・ハシミテ王国は、現代史に登場してからはまだ間もない国ですが、太古の昔から東と西、海と砂漠を結ぶ重要な拠点として栄えてきました。雄大な自然の景観が広がり、十字軍の城塞、古代ギリシャ・ローマなど様々な時代の遺跡群、世界遺産であるペトラなど、さまざまな観光スポットがあります。まずビデオによるヨルダンの紹介につづき、ナウリ大使はわかりやすい英語でヨルダンの風土、歴史、現状、将来の展望について語ってくださいました。塩分の濃度が高いためプカプカ浮いてしまう死海の水がどんどん減っており、400Mの落差のある紅海から水を引いてくるという壮大なレッドデッド計画や、ヨルダンをロケ地として映画インディージョーンズの撮影が行われた話など誠に興味深い話題が次々に展開しました。また、Q&Aセッションでは、イスラエル・パレスチナ問題の質問が出て、大使はヨルダンの立場を詳細に亘り説明されオーディエンス一同大変よい勉強になりました。この講演は非常に好評で、ESUJとしても各国の大公使をお招きしてお国の紹介をしていただく企画を継続する予定です。
サミール・ナウリ 駐日ヨルダン・ハシミテ王国特命全権大使 ベイルート・アメリカ大学卒 1972年外務省入省 日本、フランス、オーストラリア、スペイン、アメリカ各地に勤務の後、
1993年−99年 駐中国大使、1999−2000 外務大臣官房長、2000年より駐日大使。 |