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NEWSLETTER N0. 55
October 2003

訪英感想   北九州市立大学 上野江理・渡邉朋江
(2002年大学対抗英語ディベート大会優勝者)

九月初旬、日本ではまだまだ夏らしさが抜けない頃、私たちはイギリスへ向かった。今年の異常な熱波を心配していたが、イギリスはすっかり秋めいていて、からっと乾いた冷たい風が吹いているほどだった。  

初日、ホテルでのチェックインを済ませた私たちは早速近くのハイドパークへ散歩に出かけた。日本の3倍はある広々とした公園で、湖には白鳥や鴨が泳ぎ、栗の木の上にはりすが駆け回っていた。この公園は、イギリス旅行で私が一番気に入ったもので、暇があればそこへ行き、心と身体を落ち着かせていた。  

翌日から、ロンドン市内の名所を観光してまわった。その中でもとりわけ、国会議事堂には感銘を受けた。堂々と聳え立つ時計台には、もちろんのこと、この場で、まさに私たちが学んできたパーラメンタリーディベートがモチーフとされた議会が開かれているのかと思うと、厳かな気持ちにならざるを得なかった。今回は、中を見学できなかったが、訪英中、何度かビッグ・ベンを目にしては、感動していた。  

ESU訪問では、ESU内の見学をしたあとMarc Whitmore氏にランチやお茶をご馳走になり、日本の英語教育の話や、英語の話、今日本で流行っているイギリスのものについて話した。又、Director-GeneralのMrs. Valerie MitchellとWhitmore氏が翌日シェイクスピアグローブ座のツアーをアレンジして下さり、紹介して頂いたMs. Peadに館内を案内して頂いたり、ツアーに参加したり、昔の劇場を再現した舞台で演劇を見ることができた。演劇は舞台と観客が一緒に楽しんでいて、その雰囲気も楽しんだ。  

滞在中に美術館もいくつか見て回り、ゴッホやゴーギャン、モジリアニなどたくさんの名画を見て、ゴッホの絵の持つ意味を考えたり、と絵画のおもしろさを味わった。また、カンタベリーはロンドンと違う雰囲気の街並みで、大聖堂で施設の方と話した際に「日本のことは"蝶々夫人"で読んだことしか知らない」といった話をされて、改めて、イギリスにとって日本は遠い国であるような感じがした。  

滞在中にディベート関連の行事がなかったので、観光が中心の旅行になったが、英語を学ぶ私達にとっては、学ぶことにあふれた刺激的な旅行で、「英語好きであることを改めて自覚した旅」というのが二人の感想です。最後になりましたが、この様な貴重な機会を与えて頂いたことに、本当に感謝しています。

Ambassador's Lectureシリーズ第4弾!
『火と氷の国アイスランド』 シグフースソン大使

9月8日(月)日本記者クラブ大会議室でインギムンドル・シグフースソン駐日アイスランド大使の講演会が開催され50人を超える満員の参加者で盛況でした。

アイスランドは北大西洋に浮かぶ日本の1/3にも満たないこの島国の人口は僅か29万人。8世紀からケルト人(アイルランドから)とバイキングが交替で入植し、ケルトとノルディックが混交した独特の文化をもっています。実は国名から想像されるほど寒い国ではなく、1月の平均気温は−1℃位。水力・地熱発電をはじめ、目下日本と共同開発している水素燃料電池など、無公害のエネルギー開発にも積極的に取り組んでいます。また水産物の輸出が最大の産業で、日本はアイスランドにとり重要な市場です。そして昨今、日本でも人気となりつつあるのは冬のオーロラ。観光の魅力にもあふれており、この点についてはオーディエンスの一人としてご参加くださったマクドナルド氏(当連盟評議員)も昨年旅行された思い出をご披露くださり絶賛されました。Q&Aも活発で、特にアイスランド人の姓名の独特な作られ方には皆驚きました。美しい写真パネルも並び、すっかりアイスランドに魅了された一夜でした。

9月のEnglish Club

村松増美先生のEnglish Clubが9月16日(火)東京国際フォーラムで開催されました。今回はゲストスピーカーに日本経済新聞論説委員の勝又美智雄さんをお迎えしました。勝又さんは日経紙の裏面『私の履歴書』に1991年、初のnon-Japanese登場となったフルブライト氏、その後もウェルチ元GE会長、ガースナー元IBM会長を担当され、その時の秘話などを語ってくださいました。

UK Squad 日本上陸 まずは関西セミナー開催

今年も10月7日、英国ESUのMs. Debbie Newmanに率いられて英国から学生ディベーター4名が関西空港に到着しました。そして翌8日にはESUJと関西KIEF(Kansai Intercollegiate ESS Federation)との共催で大阪府立大学学術交流会館に於いてパーラメンタリーディベート関西セミナーを開催しました。 "This House would relax immigration rules."(移民規制緩和)というMotion(論題)のもと、迫力あるモデルディベートが披露され、大阪・京都・神戸・奈良・和歌山から参加された123名の皆さんが熱心に聴講しました。昨年に引続きセミナーは大盛況で、関西でも着実にパーラメンタリーディベートが普及していることを実感しました。UK一行の関西プログラムをサポートくださった皆様、ありがとうございました。


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