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NEWSLETTER N0. 65
August 2004
International Relations Summer Conference
参加レポート             海老原 孝


英国ESU主催のESU International Relations Summer Conference (July 11-17)に、英国ESUの奨学生として海老原 孝さんが参加されました。
20数カ国から各国のESUの推薦を受けたおよそ30名の有志がOxford大学のOriel Collegeに集い、安全保障問題からグローバリゼーション、企業倫理、学校教育、文化に至るトピカルかつ幅広い分野のテーマについて、それぞれの分野の識者を交えて活発な討論がなされました。参加者は、現役の学生から教師、NGOリーダー、法律家、50代の企業家までさまざまな年齢層とバックグラウンドを持っており、これに地理的なダイバーシティーも加わって、とても刺激的な議論をすることができました。中でも、日本からは少し距離感がありますが、ジェノサイド、地政学的な問題、リージョナリズムなどの点で世界中から注目を浴びている国々(例えば、シエラレオネ、セルビア−モンテネグロ、ジョルジア、リトアニアなど)からの参加者と直接議論をすることができたことは非常に有意義でした。また、経済発展の著しい東欧、中欧、中国などからの参加者からは、日本企業の現地での貢献ぶりや、更なる投資拡大などの話題が多く出され、日本の産業のグローバルな活躍ぶりを再認識することになりました。
個別テーマでのディスカッションを通じで特に印象に残ったことは、EUの拡大に関して、各国が相当なエネルギーを費やしてひとつのヨーロッパをつくることを目指していることがあげられます。統合には、多くのメリット・デメリットが混在しており、特に欧州からの参加者は、人権、経済、様々な分野で非常に高い問題意識を持っていることには、感心させられました。イギリスの文化振興については、ESUはもとより、ブリティッシュカウンシル等を通じて様々な活動がなされています。今回のプログラムの中でも、実際にロンドンのサウスバンクにあるシェークスピア劇場で本物の舞台を見る機会があり、感激すると同時に、まだまだ、文化・芸術面では勉強することが多いと反省した次第です。文化についての議論では、日本の文化・芸術について話題になることも多く、日本人として非常に誇らしい場面もありました。最後になりますが、多くの国が、教育のあり方について深く悩み、試行錯誤を繰り返している状況は日本と同様です。「教育とは何か?」という非常にシンプルな問いに、なかなか答えが出せないのです。議論の中では、教育とはArt of livingではないかという意見もありましたが、そうなのかもしれません。
1週間のプログラムは本当に盛りだくさんで、大いに知的な刺激にもなりましたし、何よりも、志を同じにする多くの友人ができたことが一番の財産ではないかと思います。最後になりますが、今回、大変有意義な機会を与えていただきましたESUJの皆様と、プログラムをホストしていただいた英国ESUの皆様に厚く御礼申し上げます。


真夏の夜の夢・競馬の集い

モノレールで浜松町からわずか2つ目、大井競馬場に最近完成した豪華なL-WING5階の特別室で、ESUJの新企画、競馬を楽しむ会が開催されました。セット前駐日インド大使御夫妻をはじめブルガリア大使館、ルーマニア大使館等の外交界からのお客様のほか、ESUJ会員やそのゲストの皆さん、日本人と外国人が丁度半々位で30名を越える盛会となりました。酷暑の陽がおちてさわやかな風が吹き始め、レースコースは鮮やかな電飾に輝きました。専門家のブース氏による賭け方の説明があり、参加者はワイン片手に予想表や画面に出る情報をもとに賭けカードに記入します。馬券を買う、当れば配当金を貰う、全て機械処理です。ファンファーレが鳴って矢のようにサラブレットが一斉に走り出します。特別室の外側に設けられたテラス席から大騒ぎの声援、そして歓声とため息・・・真夏の夜の夢を実現したのは誰だったのでしょう。最高に楽しい一夜でした。


イタリアに見る中小企業成功の秘密 〜卓話会〜

7月8日(木)アークヒルズクラブにおいて賛助会員の皆様などを対象とした恒例の卓話昼食会が開催され30名が出席されました。今回の講師は東レから出向され13年間ミラノの現地企業で陣頭指揮をとられ、現在は小林国際事務所代表として大学で教鞭をとっておられる小林 元氏。イタリアでは中小企業が工業生産の中心的存在であり、機能性を追求し高品質の製品を生み出すことに成功した日本のものづくりに対し、イタリアのものづくりにおける競争力は品質+感性のバランス、つまり製品(商品)の美しさ、使いよさ、癒しなどという絶品的魅力を追求することです。東レが独自に開発した主力製品アルカンターラによってイタリア全企業中第1位という超優良企業となった高利益を生み出す秘訣、お城のような家に住む中小企業オーナーのイタリア人的人生の楽しみ方など、魅力満載のお話でした。


English Club

村松増美先生のEnglish Clubが7月20日(火)日本経済新聞社会議室で開催されました。今回は6月にフランスのディジョンで開催された国際ユーモア学会に、日本代表理事として出席されたMMが、その模様をビデオと合わせてご紹介くださり、また同行した植田良明さんもレポートくださいました。歌コーナーはオーストラリアの ”Waltzing Matilda”、また同国出身のPaul Conroyさんがこの歌詞を作詞したBanjo Patersonについてご紹介くださいました。この他日経ウィークリーに隔週で掲載されるMMのエッセイの最近号総ざらいなど、盛りだくさんな内容でした。
8月のEnglish Clubは夏休みです。次回は9月21日(火)に開催いたします。お間違いなく!!


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