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NEWSLETTER N0. 86
July 2006
ESUJ社会人ディベート大会〜ESUJ Debate 2006〜

6月10日(土)午前10時より新装なった六本木の国際文化会館で第5回社会人ディベート大会が開催されました。大会には大学ディベート出身者のみならず、全くの初参加同僚チーム、高校の先生チーム、ベテランチーム等バラエティーに富んだ13チームが参加しました。出場チーム数も最多ならaudienceも予想以上に盛況で、予選の各室ははじめから立見どころか廊下にまではみ出すことになり会場担当のボランティアの皆さんは椅子をかかえて走り回ることになりました。予選の論題は次の通り。
  1. 終身雇用は最早支持しない
  2. 臓器移植は本人の同意なしに実施しうる
  3. 歌舞伎に女優を認める
  4. 日本はイランの石油開発を開始すべきである
真面目な議論、ユーモラスな立論などで大いに会場を沸かせた予選が終わり4チームが決勝ラウンドに進出しました。準決勝の論題は「より多くの外国人労働者を歓迎する」。少子化・人口減の問題から、国の財政、犯罪増加に至る幅広い討論が展開しました。決勝戦の論題は「2016年東京オリンピックに反対する。」平和の祭典オリンピックの重要性をうたう野党と財政からテロまで持ち出して論戦をはる与党の大激論の末、Audienceジャッジの投票により79票中44票を獲得した斉藤美穂子・辻桂子組のFreshersが栄冠を手にしました。準優勝はOaks Friends(松浦直樹・Magdi Khalil)、3位はForensic masters (櫻井功男・塩崎彰久)とNo Debate No Life (木地利光・渡辺 徹)でした。ハイレベルな論争をみせた社会人ディベーター達、沢山のボランティアの努力、大勢の熱心なAudienceの皆さんのお陰で最高に盛り上がった一日でした。


第8回ESUJ 年次総会開催

6月27日(火)18時より六本木の国際文化会館でESUJ第8回年次総会が開催されました。出席会員数43名、委任状163通で総会は成立し、英会長が議長となり議題が審議されました。2005年度の事業報告が行われ、決算報告が承認されました。また議長より当連盟の発展のため、新たに5名の評議員を委嘱した旨の報告がありました。


「日本のオペラ界の将来」ノヴォラツスキー氏講演会

ESUJ年次総会に引き続き、同日18:30より新国立劇場オペラ部門芸術監督 トーマス ノボラツスキー氏の講演会が開催され80余名の出席で会場は大盛況となりました。ウィーンに生まれ育った氏は、ウィーン国立歌劇場やミラノスカラ座等でオペラの演出を手がけ、2003年10月より新国立劇場で初の外国人監督を務められているオペラ制作の専門家です。オペラとはそもそも貴族や王家のものでした。芸術監督だった王様もあり、出演料値上げを狙って出演に難色を示した歌手を、王が軍隊を差し向けて舞台に連れて行ったというエピソードも披露されました。出演料の決め方については、日本は欧米に比して著しく遅れている、入場券も世界一高い、欧米の演奏家は日本でお金儲けができる、程度の低い演奏家も来日して稼いでいる。これを是正するには聴衆のブーイングが一番である。外国からの演奏家が来日しすぎるので、日本人の演奏家はオペラも含めて出番が少なくチャンスがめぐってこない、など率直で日本人以上に日本のオペラへの愛情が伝わってくる熱心なお話が展開されました。今日本のオペラ界が抱えている問題の中で深刻なのは聴衆が次第に減りつつあること。欧米ではオペラ制作の資金は国・スポンサー企業・切符売上の三要素から成り立っているが、日本にはそのようなシステムが全くないとの指摘もありました。今世界には15000程のオペラ作品があるそうですが、そのうち実際に上演されるのはその1%程度。しかしオペラの新作は必要で、既存の有名オペラばかりに頼っていたのではやがてオペラは滅亡してしまう。日本人の歌手志望者の多くの人がイタリアに行くが、良い先生は渡米してしまい残って教えている人の生徒は皆 東洋人、などというびっくりするような話題もあってQ&Aを含めて楽しく盛り上がった一夜でした。


English Club

6月20日(火)日本記者クラブにて定例活動English Clubが開催されました。毎回好評の会員の皆様による2分間スピーチは、植田良明さん(Hippo & I)、高木堅司さん(How to stop worrying and start living)。そしてゲストスピーカーはエジプト大使館のMs. Samar Ahmed Said書記官。エジプトのイメージというときまってピラミットとクレオパトラばかりということで、今回はエジプトの現代に焦点をあて、特にエジプトの女性、家族、日々の生活、日本とエジプトの共通点などを気さくにお話くださいました。サマルさんは皆さんからの質問を歓迎されオープンスタイルで進められたので質疑応答も活発でした。

次回は7月18日(火)18:30-20:30 日本記者クラブ9階大会議室。スピーカーは元米国企業役員で英語の達人垣内東洋雄さん。ビールのフレーバーを守る陰の立役者たちのお話です!


今後の日程
8月の活動はEnglish Clubも含めてお休みです。


ESUJ Lecture『幕末ミステリー 誰がヒュースケンを殺したか』
時間&会場: 18:30-20:00 国際文化会館
講師:ジェフリー テューダー氏 (JAL顧問)
日時:9月12日(火) 18:30-20:00
会場:日本記者クラブ 9階大会議室


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