| 講演会:幕末ミステリー 誰がヒュースケンを殺したか
ジェフリー・テューダー氏
9月12日(火)18時30分より内幸町の日本記者クラブで恒例の英語講演会が開催されました。今回の講師はJAL広報マンとして30年以上も日本に在住されているジェフ・テューダー氏。満席のオーディエンスを前に、テューダー氏は日本の皆さんを前に日本の歴史についてお話しすることは誠に具合が悪いという冗句から幕末ミステリーを開始されました。自分は最近静岡県掛川にオランダ大使と一緒に出掛け、立派なゴミ処理場などを見学したが、本当の目的は1798年にこの地で死亡した長崎出島のオランダ商館の館長で、オランダ東印度会社の重役でもあったジスベルト・ヘンミの墓参りであった、ヘンミの墓は石造りのダブルベットのような変わった墓で道路拡張のためハイウェイのぎりぎりのところに位置している、オランダ人たちの募金により墓地はきれいに整備されているとのお話でした。ヘンミは長崎から江戸に上がって将軍に謁見し、帰途掛川の宿で死亡したわけですが、この原因は何か。記録では病死となっている。しかし自殺説、他殺説が消えないのです。このヘンミなる人物は南アのケープタウンで生まれ、オランダ本国のレイデン大学を出たあと東印度会社に入り1778年にバタビア、1786年からパレンバンに住みそこでトラブルを起こしてサルタンに罰せられ、会社からも一年間給料を凍結されたりして1792年に出島に赴任してきたわけですが、出島でも18000テイルの借金をこしらえた由で、いささか問題児でなかったか。さてその頃九州辺りでは密貿易が盛んで、ことに薩摩藩は江戸から遠いことをよいことにかなり大規模にやっており、銅などを密輸入していた。これにヘンミが絡んでいたらしいのです。従ってヘンミの死はただの病死か、砒素などによる毒殺か、その場合殺したのは幕府の秘密警察か、事実隠蔽を図った薩摩のスパイか、またはオランダの陰謀か、あるいは追い詰められての自殺か…未だ公開されない薩摩や江戸や長崎の文書、またはヘンミの墓を調べればこのミステリーは解明可能と思われるとチューダー氏は主張されました。続いてタウンゼントハリスの秘書兼通訳だったヒュースケンが1861年1月15日にプロシア公使館から馬で帰宅途時、二手にわかれた覆面の浪人達に斬られ、翌日失血多量死亡した有名な事件がテューダー氏とヒュースケンの色々の因縁話とともにドラマチックに語られました。お話はどんどん進んで井伊大老の桜田門外の暗殺、水戸浪士、虎尾の会(タイガーテイル)、清川八郎等幕末の様々な事件や人物が登場しました。Q&Aでは歴史を遡って1600年リーフデ号でやってきた三浦按針(ウィリアムアダムス)まで登場し、テューダーさんの薀蓄の深さにすっかり感心しました。時々外国人で日本の歴史・文学等に恐ろしく精通している方がありますが、テューダーさんもまさにそのような人の一人でした。
ESU国際評議会2007 日本で開催決まる!
全世界の52カ国の国や地域に広がっているESUは毎年国際評議会(International Council Meeting)を開催し、各国の代表が集結して英語の普及に関する各種案件の審議や各国の活動状況の報告等を行い、また様々な情報交換や親睦を深めています。本年度の評議会は9月13日〜15日の3日間ロンドンで開催され、27カ国(地域)46人が参加、ESUJからは縣 正彦 監事が出席しました。この会議でESUJは来年度の評議会開催地として立候補し、投票の結果見事に当選しました。来年十周年の節目を迎える大学対抗ディベート大会の決勝戦に各国ESU代表を招待し、翌日から会議を行う予定です。会員の皆様との交流も企画しています。お楽しみに。
English Club (September& October)
ESUJ月例活動のEnglish Club。9月19日(火)に日本記者クラブにて開催しました。恒例の会員による2分間スピーチは、中国から来日して日本でも英語の勉強を続けていらっしゃる 黄 飛さん、「分子」とは?実際に輪ゴムを使って皆に分子を体験する機会も作ってくださった四井 光さんがそれぞれ素敵なスピーチをご披露くださいました。ゲストスピーカーはマイク加藤さん。カリフォルニア生まれの日系三世で、大学卒業後来日して約20年, Learning Consultantとして英語教育分野でご活躍中の様々なお話や、優れた英語のコンピューターソフトの紹介などを”Inside Out, Outside In”というタイトルでお話くださいました。パソコンによる魅力的なプレゼンテーションの模範にもなったのではないでしょうか。
10月17日(火)には同じく日本記者クラブに於いて開催。2分間スピーチは赤羽根和夫さんが英語と日本語の”Missing Words“について、沖本康子さんはかつて滞在されたルガノでの生活についてスイス観光局から地図も取り寄せてご紹介くださいました。そしてゲストスピーカーには、インターナショナル・シアターカンパニー・ロンドン日本公演のプロデューサー渡辺三千代さんをお迎えして、11月に日本で公演される『フランケンシュタイン』について、人間の魂とは? また”Theatre”とは何か、その魅力について、フランケンシュタインのハイライトシーンのDVD紹介も含めてお話くださいました。
次回は11月21日(火)18:30-20:30、
日本記者クラブ9階宴会場にて開催いたします。
スピーカーはJALのベテラン広報マン、
ジェフリー テューダー氏が、
今回は本業についてのお話、”Up & Down of Airline Business”。
ぜひご参加ください。
12月は恒例のChristmas Party! ご参加お待ちしています!
12月19日(火)18:30-20:30 at 日本記者クラブ(有楽町)
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