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ベネズエラ概観 Seiko Luis Ishikawa大使
1972年生の日系二世、スペイン語、日本語、英語に堪能な若き駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使 石川成幸氏を講師にお招きして4月24日(火)日本記者クラブにおいて第12回目の大使講演会が開催されました。
ベネズエラ人はとても寛容で勇敢、社会正義と平和を愛し、そして美しい女性を沢山輩出している。石油産出は世界第5位で2006年度の経済成長率は10.3%。鉄をはじめとする鉱物資源に恵まれ金やダイヤモンドも産出している。資源的にみると世界で最も豊かな10カ国に入る。日本との関係は貿易で第4位のパートナーであるが、最近は直接投資も増えテクノロジーやツーリズムなど種々の分野での企業進出もある。色々な点で日本と戦略的アプローチが一致するので今後とも協力を深めたい、という概括的なベネズエラの説明があり、紹介フィルムも上映されました。なるべく沢山の質問に答えたいとの大使のご意向でQ&Aも活発でした。オーディエンスの中にはベネズエラに在住された方や、何回も訪問された方もおられ、硬軟取り混ぜて沢山の質問がでました。
・経済、失業率、国民総生産、貧困対策は?
1972年に石油産業を国有化して以来、成長率は高い。また、大規模な水力発電により国のエネルギーの80%を賄っている。失業率はまだ10%以上あるが改善されつつあり一人当たり国民所得は5-6千ドルある。貧困撲滅にチャレンジ中である。
・チャベス大統領の反米政策は?
日本人はチャベス大統領が米国に対し厳しい発言を繰り返していることにひどく興味をもっているようだが、ベネズエラと米国の関係は貿易のみならずあらゆる意味で極めて深い。歴史的にも友好関係は深く国民感情としても反米ではない。
・日系移民は?
ベネズエラの日系人移民の歴史は80年前からであり、人数も600人位と少ない。農業移民は少なく始めから貿易などに従事しており私のような日系人が大使になれるほど社会的立場も高くなっている。また現在日本からのビジネスマンが1000人位駐在している。
・美人が多い理由は?
ベネズエラはミスユニバース・ミスワールドで、世界で最も多くの優勝者を出している。ベネズエラの美女は皆極めて高い知性を有しており、大統領候補になった人もいるほどである。美人輩出の最大の理由はやはり血の混交と思う。現地人とスペイン人、アジア、アフリカとイタリア、ポルトガルの血も入った。チョコレート効果、豊かな水で滝が多く、マイナスイオン効果もあるかもしれない。
・お寿司の人気は?
日本食の進出はベネズエラにおいてもまさに爆発的である。食以外にアニメもすごい人気で書店にずらっと並んでいる。空手も強い。
第14回ESUJ卓話昼食会
賛助会員や協賛企業の皆様を対象とする卓話昼食会。今回は処女出版「散るぞ悲しき−硫黄島総指揮官・栗林忠道−」で昨年度の大宅壮一賞を受賞された若きノンフィクション作家 梯 久美子氏を講師にお迎えしました。
お話の題は「栗林忠道に出会う旅〜松代・NY・硫黄島〜」。全く戦争を知らない世代の梯さんが何故栗林中将と硫黄島に深くかかわるようになったのか、NYでの取材中にクリントイーストウット監督の硫黄島2作品の一つ「父親たちの星条旗」の原作者ジェイムス ブラットレー氏と親しくなり取材が捗ったこと、日本側からみたもう一つの作品「硫黄島からの手紙」を撮影中の渡辺 謙氏と頻繁に連絡をとりシナリオを史実に近づける努力をしたこと、梯さんの作品が早くも英訳され既に米・英・韓国で出版されていること(英訳:So Sad To Fall In Battle)、映画や出版が現在戦時下にあるアメリカ人の心の琴線に触れるタイミングにあること等、興味深いお話が続きました。圧巻は硫黄島の訪問です。取材でも滅多に足を踏み入れることのできない同地にキャンセルの出た最後の一席で遺族団と共に入島。未だに残る13000柱の慰霊、不思議な巡り合わせ体験、硫黄島の死を描くのではなくて生を描くことによって死者たちに認めてもらえるような気持ちがしたことなど素晴らしいお話で、満席の会場は深い感動に包まれました。
English Club
4月17日(火)、日本記者クラブで月例活動English Clubが開催されました。2分間スピーチは田島佳代子さん(Historical Trees)、古高悦伸さん(First name, Family name)。今回のゲストスピーカーはバングラデシュから来日35年、東京の‘ベテラン外国人’として大活躍の千代鳥モーミンウッディンさんです。“Country of Bengal”という意味のチョウドリさんの故郷Bangladeshについて、日本での工学博士取得の道のり、恩返しとして注力しているアジア文化紹介のボランティア活動「ちきゅう市民クラブ」について、さすがIT会社を経営するプロならではのビジュアルなプレゼンテーションで紹介くださいました。
5月のEnglish Clubは5月15日(火)日本記者クラブ大会議室(18:30-20:30)。スピーカーは英国から来日中の若き女性建築家ジェシー・ターンブルさん。'Experiencing Architecture; Study and Practice in Tokyo'
今後の日程
五月の夕べ2007 今年も開催!
5月25日(金)18:30-20:30 明治記念館 若竹の間 [要申込]
社会人ディベート大会 ESUJ Debate 2007
予約不要、入場無料!大人のディベートをぜひご観覧下さい!
6月9日(土)10:00-19:00 国際文化会館 (六本木)
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