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NEWSLETTER N0. 99
August 2007

ESUJ 10周年Yearスタート! 秋のラインアップ

1998年10月に創立されたESUJは本年10月よりいよいよ10周年目に入ります。今秋の大学対抗英語ディベート大会は第10回記念大会、そしてこの大会に合わせて世界のESUの代表者会議であるESU International Council Meeting(ESU国際評議会)を日本に招致、様々な地域のESU代表が来日予定です。またこの時には明石康副会長が中心となって特別公開シンポジウムも開催します。それ以外にも秋以降ESUJでは様々な企画を行います。詳細は各案内をご覧の上、ぜひ積極的にご参加下さい。

(事前のお申込をお忘れなく!!)

9月7日(金)19:00-20:30 日本記者クラブ
講演会『エコノミスト誌東京支局長のみる中国の現状』
10月2日(火)パーラメンタリーディベートセミナーin 九州
10月3日(水)パーラメンタリーディベートセミナーin 関西
10月7日(日)&8日(月・祝)
大学対抗英語ディベート大会 第10回記念大会
10月8日(月・祝)(同大会終了後)
ESU International Council Meeting Welcome Reception
10月10日(木)14:00-16:30 京王プラザホテル
ESUJ創立10周年記念特別公開シンポジウム
『非英語国における英語教育』モデレーター:明石康副会長


English Club

7月17日のEnglish Clubはアート・ミヤのオーナー&キュレーターでもある土屋幸子さんをお迎えして"New York Art Scene - On the cutting edge-"というテーマでお話いただきました。

今NYで熱い注目を集めている現代アジア美術 (Contemporary Asian Art)。先頃、土屋さんはアジア美術の名声ある見本市The Asian Art Fairに初めて参加され、日本の現代美術作品のPRに注力されました。日本の漫画とアメリカのミッキーマウスを融合したようなセンスが評価され、NYで今最も人気の日本人芸術家、村上 隆氏。彼の作品はもはや‘巨大ビジネス’化しています。欧米では美術は立派な投資対象、将来有望な作家を発掘すれば何十倍もの富を築けるわけです。

ところで日本の漫画は世界でも大人気ですが、土屋さんのお話はそのルーツともいえる12世紀の鳥獣戯画にも及びました。今回の見本市では土屋さんが1950年代のNY在住中に通われた女子高の旧友の皆さんとの嬉しい再会もあり、そうした彼女のOwn historyも含めてビジュアルな発表に生き生きとしたNYを体感したひと時でした。

次回のEnglish Clubは9月18日(火)18:30-20:30 日本記者クラブ。ベトナム国立大学ハノイ校国際関係学科長Pham Quang Minh博士「ベトナムの新しい外交政策」について。


第15回ESUJ卓話会:ハンガリー大使

7月5日(木)アークヒルズクラブに於いて賛助会員の皆様方を主対象とした卓話昼食会が開催されました。今回の講師は駐日ハンガリー大使ジュラ・ダブローナキ閣下です。修士号を日本外交政策で取得されて外務省に入省以来ほとんどを日本関係のキャリアで通され、日本駐在も3回目のダブローナキ大使は流暢な日本語で、しかも随所に日本語の洒落をはさみながらハンガリーの歴史や日本との関係を話してくださいました。

ハンガリー人は人種的にはほとんどがマジャール人で、この人種はウラルの東側、おそらくバイカル湖のあたりから出たのではないか。日本人と祖先がつながっている可能性もある。百年くらい前までは蒙古斑があった。(フン族とは異なる民族で、フン族が去った後の今のハンガリーに移ったので誤解されている。)アジア系なのにヨーロッパ人に滅ぼされなかったのは早くからキリスト教化していたためと思われる。(紀元1000年の頃戴冠したハンガリーの王様はローマ法王とドイツの王様から夫々、冠を貰い、やむをえず頭上の開いた冠の上に天井の閉じた冠を溶接してかぶった。)蒙古によって征服され、トルコにより征服されハプスブルク王朝の版図に入り、ドイツに屈しソ連に組み込まれた。社会主義体制崩壊に際しては危険を承知で国境を開き8万人もの東独人を逃して貢献した。非常にたくさんの血が流れたつらい歴史を持つハンガリー人にとっては「自由」の大切さを身にしみて知っている。という歴史の概観とともに、日本との関係も深いことを説明された。

1869年にはやくも国交が出き、佐賀の鍋島藩を中心に友好協会が作られ、戦争をはさんで中断した時期もあったが、今でも全国に友好協会があり、2000人を超える会員がいる。民族としてとても共感できるものを持っており、ハンガリー人は皆親日的である。年間16万人くらいの日本人観光客がハンガリーを訪れるが、リピーターも増加している。ハンガリーの魅力は(1)ホスピタリティー (2)文化、特に音楽が日本人に好まれる (3)料理、痩せたい人にはおすすめできないが、パプリカが沢山入って味の濃い肉を中心とした料理が日本人に好まれる。ワインも美味しいものが沢山ある (4)ヘレンドに代表される磁器が有名。有田焼の影響がみられる (5)温泉が沢山ある 等数えきれない程。刺繍も有名でデザインが独特なので女性の衣装をみると出身地がわかる。1200人くらいの長期滞在の日本人がいて、進出している日系企業は現在106社、半分以上が製造業で最大手のスズキ自動車は早くから生産をしており、3万台から始まって今は30万台になっている。2000年にはハンガリー元首が来日し、2年後に両陛下が返礼訪問された。

ダブローナキ大使のお話は次第に盛り上がり予定時間を大幅に超過する楽しい集いとなりました。


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