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NEWSLETTER N0. 101
November & December 2007

卓話昼食会

初冬の趣きの11月29日、賛助会員の皆様を中心とした本年最後の卓話昼食会がアークヒルズクラブで開催され33名が集まりました。今回の講師はアメリカウォッチャーとして著名なジャーナリスト松尾文夫氏で、演題は“アメリカ大統領選挙展望”。

共同通信の長いキャリアで培われた豊富な知識と経験、加えて広い人脈からの最新情報を駆使して松尾さんは極めて興味深い分析を展開されました。ヒラリー優勢が伝えられてはいるが必ずしも現時点では固まっているとはいえないこと、ブッシュの影響を完全に排除した共和党はなかなか捨てたものではないこと、急ピッチで展開する予備選で銃規制の問題が大きな争点になる可能性があること等、日本のメディアが報じない様々な要素が披露されました。

松尾さんのご著書「銃を持つ民主主義」が今般英訳され米国で評判を呼んでいることもあり、お話は米国の建国の精神にまで遡りました。最後は今後の日米関係のあり方にも触れられ、時間がたつのが惜しまれる素晴らしい卓話でした。


Twinkle Race 競馬の夕べ

11月1日(木)夜、大井競馬場特別サロンで恒例の競馬を楽しむ集いが開かれ27名が参加しました。外国人のお客様もイタリア、イギリス、台湾、中国系スウェーデン、ポーランド、カナダなど10名を数えました。ワインを片手にきらきら輝く電飾の中を流れるように疾走するサラブレッドに大声援を送りました。すっかりサロン的交流の場として定着してきたという評判でした。当り馬券を機械に入れて噴出されてくるお札を取り上げる時の皆さんの表情はとても楽しそうなものでした。


エコノミスト誌東京支局長のみる中国の現状
講師:ドミニク ジーグラー氏 (話はちょっと遡りますが、、、)

9月7日(金)19時より日本記者クラブにおいて標記講演会が開催され60席がほぼ満員になりました。ジーグラー氏は香港・北京に特派員として在籍し、ごく最近にも中国に長期取材旅行をされた同社きってのチャイナウォッチャーです。中国の最近の急浮上は一体何によるものか、世界にどのように認識されているか、この急上昇のクライマックスが来年のオリンピックであり、中国政府としてはオリンピックの成功により国内外に新しいスーパーパワーの誕生を高らかに謳い上げたいところである。経済のみならず色々な意味での国家の経営に共産主義が勝利したことを認識させたいわけである との概説でした。

ジーグラー氏は最近見分した3つのストーリーも披露されました。一つはダライラマに会った時のこと、中国国境の山岳地帯で越境を試みたチベットの少年を国境警備隊が射殺した話。この話はルーマニアの登山隊がこの事件をビデオに撮影したので問題となりました。二つ目は12才の花売り娘の故郷を訪ねて悪路をたどって田舎の貧村に行き少女の母親に会って取材した話。三つ目は北京近郊で大開発のため農民が安い補償金で土地を追われた話。台湾全土に匹敵する土地が政府に奪い取られました。

Q&Aではオリンピックを控えての北京の近況、食品や玩具等の中国製品の品質問題と安価(チャイナプライス)について、高齢化により見直しが進む一人っ子政策、環境問題の深刻さを深く認識し始めているリーダーたち、しかし公害被害の数字などはなかなか発表しないことなど。熱気溢れる講演会でした。


毎回が新発見! English Club〜秋編〜

月例活動English Club。今秋も毎月第3火曜日夜に素敵なゲストスピーカーがそれぞれ熱の入ったプレゼンテーションをしてくださり、大変興味深いお話が続きました。

9月はアジアリーダーシップフェロー(国際文化会館と国際交流基金の共同事業)として来日された中国 雲南民族大学助教授のファン・ジャンシェン(黄建生)さん。"Guanxi and It's Change in Rural China-Du Jia Village as a Case"―中国の農村の現状について、特にファンさんの故郷 雲南省の美しい村や人々の写真、文化大革命後の農村環境の変化など臨場感あふれるお話、そしてファンさんが村を出て海外留学や国際的見地で活躍できるのは英語のお陰というお話が印象的でした。

10月は在日15年のスウェーデンのDr. ラルフ ニルソン氏による"My change from a Swedish dentist to a Japanese businessman"。歯科医学の革命ともいえるインプラント技術開発についてのお話、そして研究者・歯科医から一転、ノーベルバイオケアジャパン社に関わることなり、営業マン、遂には社長歴8年、全く予備知識のない日本の企業風土の中での大奮闘を含んだ波瀾万丈伝に聞き入りました。

そして11月は秀明大学准教授のPaul Conroyさん。”The Asian Image: Political Cartoons Featuring Japan and other Asian Countries From British Press”〜英国紙の風刺漫画に描かれた日本とアジア〜というテーマで、秀明の学生が毎年派遣される英国カンタベリーにあるケント大学での楽しい生活や美しい風景の数々、そしてこのケント大学が誇るBritish National Archive of Editorial Cartoons (風刺漫画)の素晴らしい資料を紹介くださいました。Ironyやhumorを好む英国人ならではの漫画のセンスはとても新鮮で楽しい発見でした。

2008年1月よりEnglish Clubが変わります!詳細は別紙をご覧下さい。


ESUJ Christmas Party 2007 お申込お忘れなく!!

日時: 12月19日(水)18:30-20:30
会場: FCCJ (外国特派員協会) (有楽町電気ビル北館20階)
会費: 会員・一般 7000円 学生 3000円(ビュッフェ)



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