| スリリランカの現状と文化 ランジット ウヤンゴダ大使
2008年初の大使レクチャーが2月26日(火)日本記者クラブで開催されました。今回お迎えしたのはインド洋に浮かぶ美しい島スリランカのウヤンゴダ大使です。1987年に若き外交官として来日し1年半にわたり日本語や日本文化の勉強をしたというウヤンゴダ大使はスリランカの歴史や文化や現状につき様々な切口でお話くださいました。
地理的にみて最も短いところでは22マイルしか離れていないインドとスリランカは歴史的に見てもインドの影響を大きく受けています。紀元前5世紀頃、北インドの王家の息子が父王に追放され500人の仲間を連れてスリランカに渡ったのが歴史の始まりです。この民族がシンハラ人で現在もスリランカの大多数(74%)を占めています。次いでタミール人(イギリス人がお茶のプラントのためインドから大量につれてきたインド系タミール人とスリランカ系タミール人がある)がいます。70%が仏教徒でありヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教が続きます。言語はシンハラ語・タミール語・英語。国民の識字率はとても高く男女とも90%を超えます。首都はスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテですが、商業上の首都はそのすぐ隣のコロンボ。気候は熱帯に属しますが27-32度で過ごしやすく年2回の雨季があります。美しいビーチ、濃い緑、滝や湖水、高原や温泉…英国統治時代にインフラも発達しホリディメーカーの天国です。有名なセイロン茶の他にも、豊かな果物や農産物、宝石類も沢山産出します。
この国はキャンディー王朝をはじめとするいくつかの王家に分割統治されていましたが16世紀初頭にポルトガル支配がはじまり、17世紀にはオランダ、そして18世紀末にはイギリスが全島占領し1815年にキャンディー王朝は滅亡しました。1948年に英連邦自治領として独立し1972年には完全独立し国名もセイロンからスリランカ共和国へ改称されました。78年には民主社会主義共和国となると同時に経済開放も徐々に行われ急成長を遂げましたがこの頃より民族間の紛争が勃発。少数民族のタミール人が武装してLTTE(タミールの虎開放同盟)を作り独立を要求、今尚和平合意を拒否し流血が続いています。
日本やノルウェイ等が仲介に努力をしています。ESUJ副会長でもある明石政府代表が主役です。福田首相は以前から日本スリランカ協会の会長を務められていることもあり対日関係は良好であり、日本はスリランカにとり最大の援助国です。
ウヤンゴダ大使のお話とともに世界遺産を含む数々の遺跡や茶畑・ゴム園などの美しい風景、年一回、代々木公園で有名舞踊団なども来日して盛大に開催されるスリランカフェスティバルの模様などがスクリーンに映されました。この他にも愛媛みかんをスリランカで栽培するオレンジプロジェクトのお礼に愛媛県に象が進呈されたお話やQ&Aでもスリランカ人のコスメティック(化粧品)事情についてなど興味深い話題が展開され大いに楽しく勉強した一夜でした。
2008年9-12月 東京国立博物館(上野)にてスリランカ展 開催!
English Club 大盛況
2月19日(火)、今月はゲストスピーカーにドイツ大使館 Dr. Bernd Fischer公使をお迎えしました。丸の内オアゾ内「日経ノティオ」での第2回目の開催となりましたが、会場は会員の皆様と一般応募で当選された方々を合わせて70名を超え大盛況でした。
また英国ESU Colchester Branchの会員で来日中のBrian CookeさんがChris Newtonさんとともに参加されました。フィッシャー公使は文化・政治・経済・その他 の各ジャンルについて日独2国間を比較され写真も交えてお話くださいました。共に敗戦国からの復活を遂げていますが、ドイツは東西統一、更にEU統合という象徴的かつ激動の時代を歩み、近隣諸国との融合が図られていること、ドイツの基幹産業である自動車産業界における伝統と革新、進んでいる風力発電について、日独の友好関係にも大きな影響をもたらす文化について、日本の45地域に日独協会が存在すること、また美しい景観やHouse keepingを大切に思うドイツ人気質など時間内にきっちりと、かつ充実した魅力的なお話ぶりに皆さん大満足でした。
〜今後の活動ご案内〜
★English Club 18:30-20:00 日経ノティオ(丸の内オアゾ)
4月15日(火) 【参加申込締切:4月3日(木)】
Speaker: エンリコ・マルティーニ 氏
イタリア政府観光局 日本・アジア・オセアニア支局支局長
『AN INVITATION TO ITALY'S TREASURES』
文化・歴史の国 イタリア。海外旅行先として世界中から常に人気の国ですが、その政府の顔として長年従事してこられたイタリア観光のプロが世界遺産を含むイタリアが誇る宝物の数々について、余すところ無く語ってくださいます!
【 事前申込制です】締切までにいずれかでお申込ください。
・日経ノティオのサイト〔ESUJサイトからリンク〕からご登録(その際、会員の方はお名前の前にESUJとお入れ下さい。ない場合には一般枠でのお申込扱となります。)
3月18日(火)のEnglish Club (お陰様で満席となりました)
お陰さまで満席となりました。
講師:マシュー・セタフィールド 氏 三菱UFJ証券
クリーン・エネルギー・ファイナンス委員会CDMコンサルタント
『地球温暖化との戦い:炭素取引の役割とは?』
★春のOuting: 桜の鎌倉『古民家』訪問(定員30名)
3月29日(土)10:00-12:00 お陰様で満席となりました。
★英語でハイク 第5弾 宮下惠美子先生による人気シリーズ!
4月23日(水)18:30-20:00 日本記者クラブ
★五月の夕べ2008 5月27日(火)に開催決定!
|