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第10回年次総会開催: 会長交代−松平新会長就任
6月19日(木)17:30より六本木の国際文化会館において第10回年次総会が開催されました。47名(開会時)の会員出席と144通の委任状を得て、英会長が議長となり2007年度の事業報告、決算報告承認などが行われました。そして、この総会をもって1998年の設立以来陣頭指揮をとってきた英会長が退任し名誉会長へ就任、松平恒忠新会長が就任されました。また新たに沼田貞昭副会長、縣 正彦専務理事の就任が報告されました。
英会長としての最後のご挨拶の後に、会員を代表してSusan Millington常務理事が花束贈呈を行い、新旧会長が握手で交代、松平新会長のご挨拶により新体制がスタートしました。英会長、長い間ありがとうございました。そして会員の皆様、新たなESUJも引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
フライ英国大使 講演会: 気候変動
6月19日(木)総会に続いて6時半から六本木の国際文化会館で駐日英国大使サー・グレアム・フライによる講演会が開催され80人の会員が熱心に聞き入りました。G8洞爺湖サミットの前、またご帰国前の慌しい中にもかかわらず講演くださったフライ大使は、其処此処に写真やグラフをあしらったスライドを使いつつ、昨今世界中で課題とされているテーマの本質を大変わかりやすく明快に描かれました。
地球を取り巻く環境に過去65万年にわたって蓄積された二酸化炭素は、氷河期以来長らく最大で270ppm以下で増減していたものが、産業革命以来近年までで既に380ppmに上昇しており、今世紀を通じて驚異的なスピードで増加する結果、2100年には650ppm以上に到ると予想され、そのような未曾有の地球環境の悪化が気候の異変も招いている、それはひとえに人間の営みに起因するもので、私たち自身がそれを防止する行動をしなければならないということを訴えらました。
二酸化炭素濃度の上昇は、気温のみでなく生態系への影響、降雨量の異変などを通じて食糧生産や水の確保にも深刻な影を投げています。産業革命の時代に比べ現在世界の気温は2度程度高くなっていますが、それがさらに進むと、途上国での食糧収穫が減少し、多くの地域で水資源が不足するのみでなく、主要都市が海面上昇の脅威にさらされることになります。さんご礁の生態系が崩れるほか、嵐、森林火災、旱魃、洪水、熱波なども強度を増してきます。
現在地球上の全排出ガスの6割は、やはり先進国からのものですが、近年では開発途上国の急速な経済成長に伴い、途上国の源泉も今後益々増加します。この問題はまさに全世界規模で取り組まなければならない、ということが強調されました。
日本は世界のGDPの12%を占めていながら、排出ガスについては5%で、この気候変動対策において、その経験やノウハウをもって世界に貢献する使命を担っていること、またその行動への期待も示されました。
今私達がこの問題に取り組み、行動を起こさないと、世界のGDPの少なくとも5%相当を毎年喪失することになり、さらにより広範囲のリスクと影響を考慮すると、その打撃は20%にも及ぶかもしれない、逆に温室ガス排出を削減するための方策にかかるコストは世界のGDPの1%程度にとどまると推定されるところから、来るべき洞爺湖サミットをはじめとする国際的なリーダーシップの場で、是非とも2050年までに1人あたり平均排出量を2〜3トンまで半減させるべく具体的な取り組みのイニシャティブを、そして個人においてはReduce(削減)、Re-use(再利用)、Recycle(リサイクル)の「3R」を励行し、エネルギー効率の良い製品を使い、あるいは太陽エネルギーの導入を図るなどを通じてこれに貢献しましょう、と呼びかけられました。
ESUJのためにもご尽力くださったフライ大使ご夫妻には、近いご帰国を惜しむ気持ちもこめて会場からひときわ大きな拍手が起こりました。
English Club 祝100回!
6月16日(月)ニッセイ・ライフプラザ丸の内にて月例English Clubを開催し50名が参加しました。1999年3月に初めて開催して以来、今回で第100回目を迎えました!当日ご参加の皆様にはこの100回の記録をお配りしました。
さて、今回のゲストスピーカーはシカゴ出身で在日20年のトム・ディロンさん、最近講談社インターナショナルより「英語でガイドする東京」を日・英対訳で出版されました。'東京通の外国人'トムさんが、「外国人が日本を'体験'できる」ことを基準に選んだ東京ベスト10を写真を交えてご案内くださいました。朝倉彫塑館(谷中)、神宮球場野球観戦、浅草&河童橋・・・定番エリアにユニークな視点が光るランキング、そして注目の第1位は??いくつもの声が上がりましたがなかなか的中しません!トムさんお勧めの第1位は柴又――寅さんを知らなくても、ここはSmall Japan、日本が凝縮された人情溢れる街であり、特に和洋折衷建築と美しい日本庭園の山本亭を大絶賛されました。トムさんの目を通じて東京再発見の夜となりました。
次回は7月22日(火)18:30-19:45 @ニッセイ・ライフプラザ丸の内。講師はMs. Dwi Pebriantiさん。「空とぶロボット開発―インドネシア災害を経験して」(ご希望の方は至急お申込を!)
なお、8月は夏休み、9月は会場を丸の内カフェに移して開催予定です。【9月16日(火)】 詳細はサイトでご案内いたします。
今後の活動ご案内
□講演会 : 9月4日(木)19:00-20:30 @日本記者クラブ
講師:Mr. Paul Sands
ヴァージンアトランティック航空成功の秘訣と最新の航空業界事情
□第11回大学対抗英語ディベート大会 : 10月12日(日)・13日(月・祝)
過去最多32大学36チーム! 今年も英国から専任講師とトップディベーター4名が来日します!
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