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NEWSLETTER N0. 110
September 2008

講演会「ヴァージン アトランティック航空 成功の秘訣と 最新の航空業界事情」
ポール・サンズ氏

9月4日夜、日本記者クラブ大会議場開かれた英語講演会には60人を超える方々が参集され、魅力的なビジュアル・プレゼンテーションに沿って明快に語られるヴァージンアトランティック航空日本支社長 ポール・サンズ氏のお話に聞き入りました。

1980年代初頭、当時音楽界で頭角を表していたヴァージン・レコードの若き会長リチャード・ブランソン氏が突然のひらめきから3機のジャンボジェット機を大西洋空路に投入して始まった同社は、現在その優れたサービスゆえに名のある各国他社をおさえてきわめて高い評価を博し、主要大陸すべてに航路を持つ航空会社に成長しています。

そのような成長の源泉は、明快な経営理念と、社員を一丸として元気づける経営スタイルです。「利益を生むエアライン」「お客様が乗りたくなるエアライン」「そこで働くことが喜びとなる企業」をミッションとして掲げ、社内コミュニケーションのために6人もの専従職員を置いて、社内がひとつ(「価値を共有し、同じひとつのDNAを世界中の社員が身につける」)となって革新的なサービスの内容を開発し、付加価値の高い運営を常に実現し続けた結果、安定的な経営基盤を作ることに成功したということです。

ビジネスクラスの乗客にファーストクラスの快適なサービスを提供する「アッパークラス」を設け、一般ビジネスマンの出張にも疲れが少ない「プレミアムエコノミー」を他社より数年早く作ったこと、またロンドン・ヒースロー空港に広々としてシャワー室から理髪室まであるエアポートラウンジ(「クラブハウス」)を用意したことなどはその象徴です。

そこには、気球でノンストップ世界一周記録に挑戦し、あるいは大型ヨットでの大西洋横断の最速記録を打ち立てたブランソン会長が、現場で陣頭指揮をとって社員に夢を与え、鼓舞する姿や、当初から慈善事業や環境問題に関わる様子が、全社の文化を創ったことも大きく貢献しています。また、近年ではあたりまえになった「お客様からのフィードバック」をいち早く実践し始めたのも同社であり、社内の専門部門で仔細に記録、分析されて、商品(サービス)の開発に反映されていたのです。

昨今の航空燃料高騰は、同社もそのあおりを受けていますが、ヴァージングループ全体の事業展開の中で、また先行きへの洞察をもって積極的に行う燃料トレーディングがそのショックを緩和していること、将来を見込んで、世界の大手企業と共同で着手している「他の用途を圧迫せずに大量に入手可能な植物」からのバイオ燃料開発も既に一定のめどがたっていることも紹介されました。逆風の業界にあっても独自の理念を信じて前に進む様子、そして思いやり(caring)・誠実(honest)・楽しさ(fun)・価値(value)・革新性(innovative)を「5つの価値基準」として向上を目指す情熱的な企業の姿に深い感銘を受け、活発な質疑応答も交わされた1時間半でした。



イギリス滞在記
井草 学 ・ 大庭 大

(ICU・2007年大学対抗英語ディベート大会優勝者)

イギリスへ着き、まずEnglish-Speaking Unionの本部であるESUのダマートハウスを訪問させていただいた。ESUの建物は歴史ある重厚な建物で、とても素晴らしいものでした。ESUではこれまで度々日本へ来日されたJamesと今秋初来日されるアンドリューとお話させていただきました。イングリッシュティーをご馳走になりながら、イギリスの話や日本の話などをし、楽しい時間を過ごさせていただきました。

ESU訪問後はロンドン観光へ。ハイドパークは多くの人々が、ジョギングや、ピクニックなどで都会の真ん中にもかかわらず、自然を満喫していました。私たちも公園の中で何度も間近にリスを見かけ、自然と共生するロンドンの一面を発見しました。大英博物館でまず目を奪われるのはやはりロゼッタストーン。歴史的なメルクマールとなったロゼッタストーンを間近で見ると、やはり「何か」を感じずにはいられません。他にもパルテノン神殿にあった彫刻品など歴史の狭間で揺れるものや、世界各国の展示品に圧倒されました。また独立して日本の展示ブースが設けられており、日本の外からみる日本も興味深いものでした。そしてビッグベン、国会議事堂へ。テムズ川のほとりから見るイギリスの政治の中心地は夕日に照らされ叙情的な風景として目に飛び込んできました。残念ながら、パーラーメンタリーディベートの由来とも言える与党と野党の党首討論は見ることが出来ませんでしたが、二人とも、ディベートの中心地の雰囲気を存分に楽しむことができました。

その後には 古きよきイギリスの町並みが残るヨークへも足を伸ばし素晴らしい風景を堪能しました。

今回のイギリス訪問で、イギリスの文化に肌で触れることができ、二人ともども貴重な経験を得ることができたと考えています。今回、ESUJの方々をはじめとしてご支援くださった多くの方々に感謝します。ありがとうございました。



【速報!】英名誉会長ESU国際評議会Presidentに!

9月15−18日スコットランドにてESU世界大会が開催されました。大会中に開催されたESU国際評議会(代表者会議)で英 正道 名誉会長がESU国際評議会 Presidentに選ばれ就任しました。(任期1年)詳細は次号でお知らせします!



UKディベートチーム まもなく来日!

大学対抗英語ディベート大会にてモデルディベートも行います。
10月12日(日)・13日(月)@国立オリンピック青少年総合センター
13日(月)決勝ラウンドをご観戦の方は事前登録をお願いします。
ご来場お待ちしております!


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