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NEWSLETTER N0. 111
October 2008

ESU世界会員大会&国際評議会 エジンバラで開催

世界50か国以上に設立されているESUすべての会員が数年に一度大集合するWorld Members Conference(世界会員大会)が本年9月15日〜18日の4日間にわたって英国スコットランドのエジンバラで開催されました。今回は30か国あまりのESUから合計320人を超える仲間達が集まり、会議場、美術館、科学展示館、ラグビー場を舞台に、講演、パネルディスカッション、会食、レセプション等多彩なプログラムが繰り広げられる盛大な大会となりました。

日本からは、ESUJの英名誉会長夫妻およびお嬢様と縣専務理事が出席しました。その他、英米、ヨーロッパ諸国からはもとより、アジア・大洋州諸国から他に香港、マレーシア、モンゴリア、インド、ニュージーランドが、またアフリカからソマリランドの外務大臣が出席するなど、多彩な顔ぶれが揃い、また英連邦ESU名誉総裁のエジンバラ公フィリップ殿下も昼食会に臨席されて、集まった世界の会員ひとりひとりと親しく挨拶を交わす一コマもありました。

また講演会にはシェークスピアの専門家、ビジネス界の大物、あるいは元英国情報局長など多彩な人士が次々と登壇し、幅広い分野での英語のコミュニケーションについて経験や考え、学術的研究が披露されていました。レセプションではご当地自慢のウィスキーが振舞われたことは申すまでもありません。

上記の世界大会開催中の9月15日午後、年次国際評議会(International Council Meeting。“ICM”2008)もスコットランド国会議事堂委員会室にて開催されました。ICMには史上最大規模となる30カ国59名が出席しましたが、中でもキプロス、バミューダ、イエメン、アルバニアといった目新しい顔ぶれ(一部オブザーバー)も加わっていたのが注目されます。

キプロスは2009年度中に新たにESUを設立しICMに加盟したいと申請し、同加盟が承認されました。フィンランドは暫く休止の後、復帰するものです。アルバニアも近年中にESUの設立を計画しているようです。

私達にとって、なんといっても最大の出来事は、ICMの2008〜2009年度のPresidentとしてESUJの英名誉会長が選出されたことです。4か国からの4人の候補者の中から選ばれたもので、ESUJをESUコミュニティーの中でも特筆される働きの団体に育てられた業績とお人柄が評価されたものです。名誉会長はICMのPresidentが公式の場で着用するメダルの引渡しを受けられました。また、本年はICM のChairmanも交代の年で、Chairman に英国の Lord Huntが、そしてDeputy Chairmanに W. Miller前Chairmanが任命されました。

今回の世界会員大会およびICMを通じて、各ESU間そして全体的に、「いよいよ全世界に向けて開かれたESUコミュニティーとしての展開を共に進めよう」という雰囲気と期待感が高まっていること、そして特に私達のESUJ には、アジアの兄弟達の間で長兄としてのリーダーシップを、という期待が寄せられていることを強く感じさせられました。



English Club 9&10月 @丸の内カフェ

English Clubは9月から会場を丸の内のフリースペースとして運営されている'丸の内カフェ'(新東京ビル1階)に会場を移し、同サイトからご応募いただいた一般の方々にもご参加いただくようになりました。お蔭様で毎回60席満席になっています。その第1回となる9月16日(火)はゲストスピーカーにゴンザロ・ロブレド氏をお迎えし『フランシスコ・ザビエルのカルチャーショック』というテーマでお話いただきました。

南米コロンビア生まれのロブレド氏はスペイン系メデイアの特派員として25年東京に在住で、数々のテレビ番組などを制作されています。ゴンザロさんが今注目しているのは16世紀にキリスト教の宣教活動で来日し旋風を巻き起こしたスペイン人、フランシスコ・ザビエルです。ザビエルの東洋への旅はモザンビーク、インド、そしてマラッカで安次郎という鹿児島出身の侍に出会ったことから日本を目指すことになりました。彼にとっては日本の文字、十手、独特の髪型、畳の大名屋敷など全てがカルチャーショックだったわけですが、日本人にとっては彼の姿も同じく'ショック'でした。特に時間の感覚は全くことなり、当時西洋では既に24時間制、時計もあったのに対し、日本の暦では時間の区切りは2時間毎。時計を伝えたのは彼ですが今では'punctual'である日本人に時間を教えたのは時間に大らかなスペイン人…というのが面白いとのお話は印象的でした。画像も交えてのユニークなお話にゴンザロさん渾身のザビエルの映画の完成も楽しみになりました。

10月18日(火)にはゲストスピーカーにNHK 国際放送局の青谷優子さんをお迎えして『NHK国際放送の現場&日本名作 英語朗読のすすめ』というテーマでお話いただきました。NHKが海外向けに放送しているNHKワールドでニュースキャスター、英語による情報番組を担当している青谷さん。自らが出演されている番組(洞爺湖サミット報道・「おせち」を紹介したお正月番組)を紹介いただき、原稿の読みかた8か条などもご披露いただきました。そして今、彼女が最も注力しているのは日本の名作を英語で紹介するラジオ番組 ”Listening Library” です。

テレビとラジオの違い、そして本好きな彼女が番組制作にかける思い、実際に音響なども入れて彼女が英語朗読する放送内容を小泉八雲『怪談』の「むじな」、そして今秋の源氏物語からご紹介くださいました。最後には宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の翻訳を生朗読くださり、さすが、本職の英語アナウンサーの流暢なQueen's Englishで語られる充実したお話に会場はすっかり聞き入り、プロの世界の一端に触れて大満足な一夜でした。

次回:11月18日(火)19:00-20:30丸の内カフェ
尚、English Clubは12月は休会です。


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