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一般社団法人化を祝して 会長 松平恒忠
1998年に設立されました日本英語交流連盟はこれまで任意団体として様々な活動を展開して参りました。こうした活動実績を積み重ねる一方で、組織としてもより強固な基盤を固めたいという思いは当初から常に頭から離れることはありませんでしたが、昨年12月の法改正により従来の社団法人・財団法人のあり方が抜本的に改訂されることなり、私たちはこの機会を好機と捉えていち早く社団法人化を推進することとし、プロジェクトチームを作って具体的な検討を進めました。そして過日、待望の「一般社団法人 日本英語交流連盟」の設立登記が完了した次第です。今後は堂々たる「法人」としてより社会に信頼され、また責任ある組織として、ますます充実した事業を展開していきたいと思います。旧ESUJと新ESUJでは定款上会員種別に関する若干の変更、評議員制度がなくなる等、主に法の趣旨を勘案した上での一部の変更点はありますが、根本的には従来の仕組みをそのまま継承し、従来からの考え方に基づいた活動を継続していきます。国内では英語への関心はますます高まりながら、未だに英語を「外国語」と捉えている日本人も多いと感じますが、アジアや欧州の国々では英語は今や自国の第二言語と認識されつつあり、世界の人々のコミュニケーションの共通語として意識しなければだめだと思います。その意味において、国内外に素晴らしい仲間のネットワークをもち、色々なプログラムを通じて誰でも自然に英語に(しかも色々な英語に)親しみながら世界観を広げ、見聞を深め、交友を温めることができるESUJは日本の社会に意義ある存在であると自負しています。
新生ESUJがこれからも元気に、楽しく賑やかに人の集う組織として成長していくことを願っていますが、明るいニュースばかりではりません。昨今の経済不況下、スポンサー企業や賛助法人企業の減少という厳しい現状とも直面しています。Board Memberも必死に知恵を絞り、新しいスポンサー企業のご協力を得たり、ESUJが特に若者や社会人への普及に力を入れているディベート活動へのサポートを広くお願いするために「ディベートサポーターズ募金」を開設しご寄付をお願いするなど日夜努力を重ねていますが、ESUJを支えてくださるのは会員の皆さんお一人お一人です。ご友人を会員に勧誘してくださることをはじめ、資金集めに関してよいアイディアなどがあればどうぞお知恵をお貸し下さい。
世界50数カ国のESUの中で、最も活発に活動していると注目されているESUJを益々発展させていくために、今後とも皆様の力強いご支援を期待しております。
第11回年次総会開催
6月23日(火)国際文化会館において第11回年次総会が開催されました。56名(開会時)の出席者と130通の委任状を得て松平会長が議長となり2008年度の事業報告、決算報告承認などが行われました。そしてこの度、一般社団法人 日本英語交流連盟を設立したことに伴い、これまでの団体から同社団法人への移行手続、従来団体の解散、これに伴う決算処理などについての説明が行われ承認されました。また新法人の役員についても説明がありました。従来の団体としてはこれが最後の総会となることから松平会長からご挨拶があり総会は閉会しました。
第二部としてフリードカナダ大使にご講演いただいた後、第三部には新法人の祝賀もかねて懇親会が行われました。多数の会員の皆様とともに和やかなひと時を過ごしました。
特別講演「カナダ、日本そして全世界を巻き込んだ経済危機」
本年の会員総会の後の特別講演は、ジョナサン・フリード駐日カナダ大使をお迎えし、昨今世界に影響を与えている経済危機およびカナダと日本の対応ぶりについてお話いただき会場は約100人の会員の皆様で満席となりました。まず、深刻な今日の世界経済の状況が解りやすく描かれました。少し前から始まっていた世界景気後退が背景にありながら、過剰貯蓄と過剰債務が膨らみ、投資家が限られた高利回り商品にリスクを忘れて殺到する中で米国のサブプライム・ローンの不良化が引き金となって信用危機が顕在化し世界に拡がった〜というプロセスが、適切なチャートやグラフが盛り込まれたスライドの駆使により浮き彫りにされ、さすが経済によく通じておられる大使ならではと強く印象づけられるものでした。
現在の景気後退局面はまだ底を打っていないのではないかという現状認識に立って、各国は一日も早く財政出動による景気刺激を、金融制度の調整と立て直しを、そしていずれにおいても分別ある行動を、と提案する大使のお話は、いかにも金融資本主義のバブルを発生させなかったカナダの政策の自信に裏打ちされたものでした。
理事会開催
5月18日(月)霞会館において第12回理事会が開催され理事15名監事1名が出席しました。総会に提出される議案が審議され、法人化への改組についての準備状況が説明されました。その後には新法人設立初代理事予定の皆様にお集まりいただき、実質的な設立発起人会を開催しました。
新社団法人の役員リストは次回皆様にお配りする予定です。
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