ブログが少々ご無沙汰となってしまい失礼いたしました。
6月22日(水)総会に引き続きESUJ会員の皆様に向けて特別講演会を開催し、
ディビッド・ウォレン駐日英国大使にお話をいただきました。
ウォレン大使はESUJ名誉顧問でもいらっしゃいます。
テーマは『日英がお互いに学ぶこと』
日英両国は多岐な分野にわたり緊密かつ友好的な関係を築いています。
3.11の震災の際に日本の被災者が示した結城は英国人に感銘を与え、英国は
日本が必ず立ち直ると信じている、日本は国際社会に対してより積極的に働きかけて
いくべきである、リスクを回避するのではなく管理することにより変革に取り組むべきで
あると提唱されました。一方自国英国については、実は過去60年の間に劇的に変化し、
英国のアイデンティティーはモノカルチャーを脱して対立する様々な価値観を包含する
多様性とエネルギーに満ちた社会となってきていると話されました。
ウォレン大使がOxford大学に入学された際、当時のカレッジ学長が「このカレッジで、また
将来人生の場で人が君に言うことを鵜呑みにしてはいけない」とまず新入生に述べたことを
紹介され、日本が英国から学べるのはinovation, risk taking, creativity,そして
挑戦する意欲であるとのメッセージはとても印象的でした。
落ち着いたお話しぶりの中に鋭い洞察力と力強いメッセージが伝わる示唆に富んだ
ご講演でした。
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