English Club at 新生 marunouchi cafe SEEK

ESUJの定例プログラムEnglish Clubを開催している丸の内カフェさんがこの1月から「丸の内の国際交流拠点」marunouchi cafe SEEKとして生まれ変わりました。1階は日本政府観光局が直営する外国人観光客向の総合観光案内所になっています。

そしてこれからもEnglish Clubは同場所で定期的プログラムとして開催することになりました。

この新しいスタートに際して、2012年のEnglish Club第1弾は日本の文化や伝統に関することに注目しようということで、1月17日(火)には “Shall we Haiku? 世界に愛される英語Haikuの魅力”というテーマを取り上げました。スピーカーは、ESUJではこれまでにも英語Hikeのワークショップを開催くださっている宮下惠美子先生です。

新春らしいお着物姿でご登場くださった宮下先生がまず教えてくださったことは、「丸の内」が俳句のメッカであるということです!正岡子規、高浜虚子を中心に日本の俳句の発展に多大なる影響をもたらしてきた俳誌「ホトトギス」発行所は「丸の内ビルヂング」(当時)にあったそうで、俳句と丸の内は深いご縁で結ばれていたのですね。

deep autumn–
my neighbor, what is it he does
I wonder?
Basho (Banana-leaf)
秋深し 隣は何をする人ぞ  芭蕉

sharing a plate of oden…
we talk only about the days
we’ve known each other
Emiko

日本語の俳句は5-7-5、季語、切れ字が特徴があります。
英語Haikuでは3行、seasonal reference、juxtaposition(言葉を並べる)
といった基本スタイルはありますが、何よりもFEEL IT!
触って、見て、、、「感じる」ことを楽しんで!というお話をうかがって
英語Haikuへの緊張感も解けて、敷居が低く感じられるようになった方も多かったのではないでしょうか。

芭蕉や一茶、世界各国の人たちが詠んだHaiku,宮下先生イチオシの句など、
沢山の素敵なHaikuをご紹介いただき、皆で声にだして詠んで見たり、
みずみずしい感性を大切にしたいと感じる時間でした。
先生の美しい英語も魅力的だったとのお声も多く聞かれました。

皆さんも、朝晩歩きながらなど、肩の力を抜いて、
心に浮かぶ言葉で英語haikuを作ってみてはいかがでしょう。

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