Roudoku Club Vol.26

6月13日(水)日本教育大学院大学(淡路町)にて定例会員向プログラム『Roudoku Club』を開催しました。
今回の作品は芥川龍之介の『蜘蛛の糸』。この作品は芥川の初の児童文学作品です。悪事を働いて地獄に落ちた「カンダタ」ですが、かつて一度、彼が蜘蛛を助けたことを釈迦が思い出し、一本の蜘蛛の糸を下ろし極楽へ導こうとします。しかし、「自分だけ助かりたい」というエゴのために、結局また地獄へ落ちてしまう・・・というお話です。今回はRoger Pulversさんの翻訳版で勉強しました。
ゆっくり&じっくりと聞かせどころの多い作品で、馴染みやすかったでしょうか?
いつもながら、皆さんご熱心に取り組まれました!

さて、次回7月はRoudoku Club Summer Specialです。
オランダ人文筆家で日本在住歴も長いハンス・ブリンクマン氏をお迎えします。
世界各所で詠んだ詩を纏めた詩集”The Undying Day”(終わらない一日)
を自ら朗読くださり、詩への想いなどをお話いただく予定です。お楽しみに!
日時:7月11日(水)12:00-13:15
会場:日本教育大学院大学(淡路町)

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